2011年7月8日金曜日

幸せの量GNH! (Gross National Happiness)

どうも、
そうですチャビンの加藤です。

今日は曇ってますね。
天気が悪いとなんとなく嫌な気分ですよね?
しかも忙しくてやること溜まってるときに朝起きて天気がわるいとこの世の終わりみたいな気がしたり。

よく天気が人の気分や体調に影響があるって言いません?
これについてはその関連性や影響の大きさについて様々な見識があるようです。
SAD(Seasonal Affective Disorder)ってご存知ですか?日本語は季節性情動障害らしいです。もうなんかSADって時点で悲しい響きですよねw
簡単に言うと季節の変化によって鬱になったりする障害です。
日照時間が主な原因らしいので治療法としては紫外線を適量浴びる方法もあるそうです。
北欧の人は冬が長くて日照時間が短いから鬱が多いってたまに聞きません??
でもアイスランドは例外らしいんですよ!
何でかというと伝統的に魚を食べることで、日照時間不足によるビタミンDの欠乏を補って、さらにDHAで神経系の機能不全を防いでくれるのでSADの症例は少ないそうです。

さて本題ですが、みなさんにとっての幸せって何ですかね?(聞かれると困るやつだよね)
きっとSADに悩む人にとっては季節が変化しても元気に生活できるだけで幸せかもしれないですよね!

今週、何か幸せ〜って思うことありました??教えて教えて!
わたしはやることが一段落ついて昨日の夜に家で一人で本読んだり映画観てるとき、
やることやってやったぜ〜っていう充実感と自由な時間にありがたさを感じつつ幸せって思いましたね♫ ちなみに映画はDead Poet Societyを観ました。

いや〜ちょっと泣いちゃいましたよ!ちっちゃい頃観たけどもう一回、今みたらなんて奥深い映画だろうかと。規律だらけの名門男子校に働く斬新な教育をする英語教師とその生徒たちの映画。
主演はRobin Williams。(彼ほんといい役やんな〜!レナードの朝とか鼻水出るくらい泣きましたよ。)生徒たちは将来のエリートで、厳しい規律と教育のもと寮生活をしていました。そんな彼らが情熱的な英語教師に出会い詩の授業をとおして自分の心の奥底にあるものを表現することを学んでいきます。Dead Poet Societyという秘密の会をつくって自作の詩や好きな詩を、夜にこっそり寮を抜け出して洞窟の中で読み合いをしていました。(青春時代のこういう学校のルールやぶって親友たちと何かするって懐かしいな!)その中の一人が自分は俳優になりたいと気づき、厳しい両親に反発されてある事件が起こるのですが。。。
この映画で、その少年は将来約束されたエリートになるよりも、将来がどうなるかわからなくても、俳優の道を選ぶ方が自分の幸せだったんですね。両親が考える彼の幸せと彼が考える幸せは違っていたわけですね。

幸せって人それぞれ違いますよね?
しかも自分自身でも何が幸せっていうのは定義しがたくないですか!?

でもいくら経済的に豊かになっても心の幸せってやっぱりそれとはちがうとこにあるんですよね。。。
みなさんGDP(国内総生産)とかGNP(国民総生産)とかそういう指標はご存知だと思うんですがそれだけだと経済的豊かさしかはかれないんです。


そこで!ブータンではGNH(国民総幸福量)を向上させることを国是としたんですね。
つまり国民の幸福量を知り、その量を増やしちゃおう!というもの。
様々な地域の人口の一部に聞き取り調査をして、幸せの量を把握します。
生活水準や政治的安定とか経済面での指標ももちろん含まれますが心理的幸福はGDPでは把握できないものですよね。

こうしたGNHを先進国でもとりいれようという動きがあります。
日本でもその動きがあるようです。

問題は、何をもって心理的幸福とするかですよね!!
まずは幸福が定義できないとその量なんてわからないですからね。

正直、わたしのこの小さな脳みそで国民全体の幸福量をどうやって定義して調べたらいいかわかりません。。。みなさん何かアイデアあります?

でも、「自分にとって何が幸せか」「みんなにとっての幸せとは」って考える過程がとっても大切じゃないですか??
GNHの指標が有効なものになるかはまだまだわからないけど、わたしはみんなが幸せが何なのかって考える機会を与えることにとても意義があるかなと思います!!!

最後にHappiness is a warm gunの映画across the universeバージョンで今宵はお別れです。(ラジオかw)

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